ChromebookにDBeaverをインストールしてpostgresqlを操作する
こんにちは。最近Chromebookでシステム開発環境を構築しています。その中でデータベース管理ソフトとしてGUIのツールを使いたくなりました。CUIでも良いのですが使っていて効率が悪いので。そこで普段macの開発環境で使用しているDBaverというソフトが使いやすいので、ChromebookのLinuxにおインストールできないか調査しました。その結果Linuxでも使用できることがわかったので、手順を解説していきます。
環境
- 機種:Lenovo Chromebook S330
- CPU:ARM64
インストール
まずはDBeaverの公式サイト(https://dbeaver.io/download)からdbeaver本体をダウンロードします。私のChromebookはCPUがARMなので「・Linux ARM 64bit」を選択しました。
ちなみに今回試していませんが、一番上の「Linux Debian package 64bit (installer)」を選択するとAMD用のインストーラがダウンロードされます。私のようにARMのCPUの機種では動きませんので注意が必要です。
ファイルはtar.gz形式で提供されているので、tarコマンドを使用して解凍します。
tar -zxvf [ファイル名]
解凍されたdbeaverフォルダの配下にあるdbeaverコマンドを実行してdbeaverを起動します。
./dbeaver
この際に、java11がインストールされていないと以下のようなエラーが出ます。
このようなメッセージが出た場合はJREをインストールします。以下のコマンドを実行します。
apt update
sudo apt-get install default-jre
再度dbeaverコマンドを実行し、起動ができればインストールは完了です。
データベースに接続してみる
折角ですのでpostgresqlのデータベースに接続してみます。今回は予めローカルに作成しておいたpostgresqlのデータベースに接続してみます。
まずは接続するDBMSの種類を選択します。Postgresqlを選択して[Next]をクリックします。
接続するためのドライバが無いのでインストールするか聞かれます。インストールしないとデータベースに接続できないのでダウンロードします。[Download]をクリックします。
次に接続情報を聞かれるのでホスト名、ポート、データベース名、ユーザー、パスワードを入力して完了です。
接続できた状態が以下です。試しにpostgresデータベースのpublicスキーマにsampleというテーブルを作成し、データを表示させてみました。windows版、mac版と変わらないUIで使用できることを確認しました。
レコードの追加、更新、削除も問題なくできました。
まとめ
今回はDBeaverをchromebookにインストール手順を紹介しました。DBeaverは多くの種類のDBMSに接続できるので、これさえ入れておけばデータベース管理ソフトは十分な気がします。
最近chromebookで開発環境を構築する人も増えてきていると思いますので、本記事がそういう方々のお役に立てれば幸いです。
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