diagrams.net(draw.io)で作成した図をURLで手軽に共有する
こんにちは。今回はdiagrams.net(draw.io)で作成した図を誰かと手軽に共有できる方法を解説します。
作成した図をインターネットで公開する
作成した図をdraw.ioの機能を使用してインターネットに公開することで、他の人と図を手軽に共有することができます。例えばAさんが作成した図をBさんに共有するときのイメージは下図の通りです。
それでは早速やりかたを共有していきます。
共有の手順
以下のような図を作成しました。(システム開発でよく見るユースケース図です)
この図を共有するには、画面上部のメニューから[ファイル]→[形式を指定してエクスポート]→[URL]をクリックします。以下のダイアログが表示されますので[作成する]をクリックします。
URLが自動生成されますので、[コピー]をクリックします。共有する前に図の見え方を確認したい場合は[印刷プレビュー]を押すと、イメージを確認することができます。
コピーしたURLを共有した相手に共有して完了です。WEBブラウザからURLにアクセスして見え方を確認してみましょう。
注意点1:図を編集した場合は、再度URLを発行しなくてはならない
URLを教えたあと、追加で図を修正したとしても、URLで見える図には修正内容が反映されません。図を編集した場合は都度エクスポート作業をして、相手に新しいURLを教える必要があります。ここを忘れてしまうと相手が古い情報をいつまでも見続けることになるので注意が必要です。
注意点2:相手も編集できる
URLを教えた相手も、図を編集することができるので注意が必要です。WEBブラウザで開き、右下の鉛筆マークを押すと、編集画面が開いてしまいます。もし編集されたくない相手と共有する場合は、別の共有方法を考えるか、事前に断りを入れておくことが必要です。
注意点3:URLは全世界の人が閲覧できる
基本的に全世界の人向けに公開されるので、個人情報やお客様情報が図に載っている場合は、この共有方法はやらないほうが良いです。URLはかなり長いので第三者がアクセスすることは困難ですが、アクセスされる可能性が全く無いわけではありません。仕事で使う場合はコンプライアンス違反と捉えられてしまう場合がありますので、別の共有方法を採ることをオススメします。
まとめ
今回はdraw.ioで描いた図を手軽にURLで共有する方法を解説しました。便利な半面注意点も結構多いので、カジュアルなシーンで使用することをオススメします。
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