ChromebookのLinuxにPostgresqlをインストール〜ログインまで
こんにちは。chromebookのLinuxを開発環境として使用する方も増えきています。開発時に欠かせないデータベース環境の構築について取り上げていきたいと思います。開発の現場でもよく使われるpostgresqlのインストールを解説します。
前準備
postgresqlはlinuxにインストールするので、予め有効化をしてください。
apt-getのパッケージを最新化しておきます。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
Postgresqlをインストールする
apt-getコマンドを使用してpostgresqlをインストールします。私の使用しているchromebookではpostgresql-11がインストールされました。
sudo apt-get install postgresql
サービスを起動します。
sudo service postgresql start
postgresqlをインストールするとpostgresという名前でデータベースサーバーの初期ユーザーが作成されます。psqlコマンドでユーザーを指定してログインを試みます。
psql -U postgres
Peer authentication failed for user "postgres"
エラーが出てログインすることができません。インストール直後、postgresqlユーザーはピア認証という方式で認証するよう設定されており、その認証に失敗したためです。この認証を通過するためにはOSのユーザーを同名のpostgresというユーザーに切り替える必要があります。postgresqlをインストールすると、OSにもpostgresというユーザーが自動で作成されますので、そのユーザーに切り替えを行います。
unixでは初回ログイン時にパスワードを変更しなければならないので、まずはパスワードを変更します。
sudo passwd postgres
新しいパスワードを聞かれるので入力します。パスワードの変更が完了したら、suコマンドでpostgresユーザーでログインし直します。
su postgres
先程変更したパスワードを入力し、ユーザーを切り替えます。
postgresqlにログインする
改めてpsqlコマンドでログインします。
psql -U postgres
psql (11.12 (Debian 11.12-0+deb10u1))
Type "help" for help.
postgres=#
無事にpostgresユーザーでログインすることができました。
以上でpostgresqlのインストールからログインまでの説明は終了です。ユーザーの認証周りはハマりポイントなので仕組みを覚えておくと、役に立つのではないかと思います。
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