【Django】ChromebookにDjangoをインストール〜Hello Worldまで
こんにちは。今回はChromebookにPythonのWeb開発フレームワークであるDjangoをインストールする方法を解説します。
前提条件
- ChromebookのLinuxは有効化してください。
環境
- OS:Chrome OS
- python 3.7.x
- Django 3.2.x
Djangoをインストールする
Djangoはpythonのパッケージ管理ツールであるpipを使用してインストールします。pipが未インストールの場合はapt installコマンドでインストールしてください。
$sudo apt install python3-pip
pipを使用するには以下の形式で記述します。
python3 -m pip <コマンド名>
pipでDjangoをインストールしましょう。
python3 -m pip install django
Djangoのインストールが正常に完了したことを確認します。以下のコマンドでバージョン情報が確認できれば完了です。
$ python3 -m django --version
3.2.8
以上でDjangoのインストールは完了です。続いてDjangoでアプリケーションを作っていきましょう。
Djangoプロジェクトを作成する
Djangoでアプリケーションを作るために、まずはプロジェクトを作ります。
django startproject <project name>コマンドを実行してプロジェクトを作成しましょう。今回はmysiteというプロジェクトとします。実行するとカレントにプロジェクト名のフォルダが作成されれば、プロジェクトの作成は完了です。
$ python3 -m django startproject mysite
アプリケーションを動かしてみる
最後に、作成したアプリケーションの動作確認をしてみましょう。インストール直後にスタートページが自動作成されるので、アプリケーションを起動してアクセスしてみます。
作成されたプロジェクトのフォルダに移動し、manage.py runserverコマンドを実行します。これでローカルで簡易Webサーバーが起動されている状態となります。
$ python3 manage.py runserver
http://localhost:8000でサイトが立ち上がるので、ブラウザでアクセスしてみましょう。以下の画面が表示されれば成功です。
まとめ
今回は、ChromebookにDjangoをインストールする手順を解説しました。公式のマニュアルとは若干異なる手順を踏む感じになりますので、若干ハマりました。ただ手順がわかってしまえば時間は掛かりませんので、この記事を参考にしてもらえればと思います。
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